PayPal 決済の新しい利用方法
オンラインショップを運営している方でしたら、一度は PayPal という決済方法を聞いたことがあると思います。どんなイメージですか?
- PayPal 決済を利用すると別のサイトに移動するので、離脱が多い。
- クレジットカード以外使えない。
PayPal Checkout を使えば別サイトへ移動しない!
PayPal アカウントを持っていなくても PayPal Checkout の機能を使えば、別サイトへ移動せずに使えます。PayPal Standard を使うと別サイトに移動しますが、PayPal Checkoutを使えばサイト移動をせずに決済画面が表示されます。
Japanized for WooCommerce は現バージョンで、このPayPal Checkout を標準装備しています。


銀行振込が使える! しかも、入金チェックの必要なし!
2018年から PayPal では「かんたん銀行決済」が使えるようになりました。
お客様は振込手数料を払う必要がない!
まず、お客様への大きなメリットは振込手数料を払って頂く必要がありません。これは、結構なお客様へのメリットだと思います。
店舗側はクレジットカードと同じ手数料が発生しますが、比較的安い手数料であり、売上が高ければ高いほど手数料も下がる明瞭会計となっていますので、非常に安心して使えます。こちらの価格表を参考に御覧ください。決済手数料 | ビジネス向け – PayPal
ペイパルアカウントを持っている場合

簡単に決済を進めることが出来ます。
ペイパルアカウントを持っていない場合

ペイパル新規登録の手間は掛かりますが、住所情報の入力はそのままWooCommerceの入力に使えますので、極力手間をかけずにアカウントを作成することが出来ます。また、次の機会に同じ銀行決済を使う場合は上記の流れで簡単に決済を完了することが出来ます。
対応銀行
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主要3行とゆうちょ銀行と少し対応している銀行は少なめですが、インターネット決済においてゆうちょ銀行はかなり高い比率で利用されていると言われています。また、地方でもゆうちょ銀行はよく利用されていますので、利用者の多くの方は対応できるのではないかと思います。また、今後対応銀行が増えることを期待しつつ。
PayPal の「かんたん銀行決済」の利用メリット
この「かんたん銀行決済」はショップオーナー様にはかなり優しい決済機能となっています。それは、以下の3点です。
個別に入金確認せずに即発送できる
これが、一番のメリットだと思うのですが、通常銀行振込の場合は入金確認の手間がかかります。
しかも、入金確認が出来るまで在庫を別途管理(他の場所に保管するなど)の必要があります。しかも、入金がなければ在庫に戻すなど、色々な手間がかかります。注文と同時にペイパルアカウントに即時入金なので、後日の入金確認や注文情報との突合せの手間をかけずに即発送ができるのです。
入金確認などの手間が一切なくなり、クレジットカードと同じように即発送が出来るというのは運営上ではかなりのメリットになるはずです。
銀行振込で払いたいという人の多くは振込手数料を気にする方もいますが、ペイパルの「かんたん銀行決済」を利用されたら振込手数料も掛かりません。
PayPal の売り手保護制度の対象
PayPalでは売り手と買い手の両方に保護制度があります。なので、揉めた場合でも間にPayPalが入って対応してくれます。もちろん、条件などがありますが、強引なお客様との対応などをしなくても良いというのはとてもECの販売店舗としてはメリットが有ると言えます。
こちらを参考に条件などを御覧ください。売り手保護制度 | PayPal(ペイパル)
上手く利用するとお客様と店舗にメリット
商品の種類などにもよりますが、マーケティング的に検討して、決済の導入を検討されたら、良いと思います。
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