消費税設定(8%と10%対応)

とうとう、本日2019年10月1日消費税の増税と軽減税率の導入が始まりました。10月1日よりも先に投稿しろよというお叱りの声が聞こえてきそうですが、すいません。ちょっと忙しくて。。。

さて、軽減税率の設定方法ですが、実は現在コアのバグがあって、少しややこしい状態になっています。このバグの修正は多分次のバージョンからは改善できるように、修正コードを書いてコアにプルリクエスト(修正提案)する予定です。

ということで、現バージョン(3.7.0)の設定方法を掲載します。

標準税率と軽減税率の設定を行う

今までは、「標準税率」というものを使っていたと思うのですが、これに「軽減税率」追加する必要があります。
もちろん、軽減税率の商品だけを利用する場合は、標準税率を8%のままで使っても問題ありません。両方の料率を使う場合の設定となります。
意外と両方の商品を扱っている所は少ないのかもですね。

ということで、WooCommerce > 設定 > 税 のタブを表示します。

WooCommerce 管理画面の税設定ページ

日本語だと動作しない!

この設定画面で、「追加の税クラス」という所に、「軽減税率」などの文字があるので、この辺りで設定するのだと思うのですが、その認識は正しいのですが、ここを日本語だと今のバージョン(3.7)では設定が出来ないのです。

ということなので、ここまで書いたら分かると思うのですが、英語にする必要があります。ちなみに軽減税率は英語で「Reduced tax rate」と書きます。なので、「Reduced」とかで設定すれば良いと思います。以下のキャプチャーのように「追加の税クラス」の部分に「Reduced」と入力します。

そうすると、上部のリンクの部分も、ちょっとかっこ悪いですが、「Reduced 率」と表示されます。「Reduced 率」をクリックして「軽減税率」を設定します。

軽減税率の設定例

「Reduced 率」をクリックして、表示されるのですが、最初の段階では入力欄が表示されませんので、「行を挿入」をクリックすると表示されます。

右から順番に入力していきます。「国コード」は「JP」(日本コード)を入力します。また、軽減税率の「8」を「率 %」に入力します。また、税率名称を入力します。ここでは、10%の標準税率と分かりやすくするために「8% 消費税」とします。この辺りはまだ軽減税率も始まったばかりなので、どういう表示が標準的な表示の仕方になるか分からないので、状況に合わせて変更しても良いと思います。
入力が終わったら忘れずに「変更を保存」をクリックします。

※「優先順位」は取り扱っている商品が多い方を優先順位を上げておけば良いと思います。正直、そこまで厳密に考える必要はありません。また、通常送料は10%設定になると思いますので、8%の軽減税率の場合はチェックを外す必要があります。

標準税率の設定(念の為)

標準税率は今までも設定したいと思うので、分かると思いますが念の為に掲載しておきます。「8% 消費税」と比較して、ここでは「10% 消費税」としています。

これで、最初の税率の設定は、完了です。あとは、商品ごとに税率を設定します。

商品での税率の設定

商品設定の部分で、「税区分」でそれぞれの商品に当てはまる税率を設定します。軽減税率の商品の場合はここでは、「Reduced」を選択します。
その後に商品の「更新」をクリックして更新するのを忘れないようにしてください。

カートでの消費税の表示例

カートでは、税金を別途表示する場合は、以下のように別々で表示されます。

カートで「税込」表示にすると、以下のように表示されます。
税込表示にする場合は「10% 消費税」よりも、「消費税10%」にした方が良いかなと。ちょっと、数字が見にくくなりますね。

こんな感じです。設定方法は分かりましたでしょうか?

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