ネットショップする時は配送料金ってどうすれば良いの?

ネットショップで物を販売する時に、流通(配送)という課題が出てきます。これは、 WordPress で ECサイト を作ろうが他のシステムで作ろうが出て来る課題です。
ダウンロード販売の場合は物をお客様の所に送る必要が無いので、考える必要は無いのですが、一般的な物を販売する場合には必ず考えないと行けない問題となります。
今回はどの配送業者が良いかどうかは別として、どのように考えたら良いかという点に絞って配送について書かせて頂きます。

配送会社について

件名には、配送料にこだわっている部分もありますが、まずは配送会社に関しては、契約のしやすい所と結ぶのが一番いいと思います。ネットショップをやっていると、地方の場合もあれば都会の場合もあります。色々と相談ができること(トラブル対応)などを考えると出来れば出荷所の近くに配送会社の事務所などがあると助かります。
ギリギリになってしまった商品やトラブル対応で早急に送らないといけない場合など、近くに窓口に持っていければ、早く対応してもらえることもあるからです。

あと、売上が上がってきたら、配送会社をお客様が複数の中から選べるようにした方がいい場合があります。というのが、お客様によっては「A社」の配送業者が良いという地域もあれば、「B社」の配送業者が良いという地域があります。これは、配送業者はエリア制で配送のサービスの質が地域によって異なることが正直あります。全国統一のサービス展開が出来れば良いのですが、地方に行けば行くほど業者間のサービスの差というのがあります。ですので、メジャーどころの2社ぐらいは抑えておいたほうが良いと思います。ここでは、敢えて具体的な業者名は書かないでおきます。独自でお調べください。

また、販売する商品によっては、保険が追加で必要であったり、梱包に手間がかかったりしますので、販売を開始する前にしっかりと配送業者と連絡を取って相談した上で計画をたてるようにした方がいいです。例えばですけど、大きな荷物が運べない業者や保険が効く金額が低い業者などもありますので、しっかりと自分たちが売る商品の価値や輸送時のリスクなどを配送業者に提示し、確認をする必要があります。ここをおざなりにして始めると後で大変な目に合うことがありますので注意してください。

配送料の設定(区分など)について

配送料の日本地図

さて、次に契約が先に進むと、ほとんどの業者から配送料表というのが貰えます。大抵が都道府県ごとによって配送料が異なることがあります。また、重さや大きさによって送料が異なります。これは、普通に考えれば当たり前のことです。重かったら大変ですし、遠かったらこれまた大変です。
ネットショップをやったことがない人がこれを貰うと、この設定で送料を設定しないといけないと考えがちです。これは、個人的な意見になりますが、そう考えないほうが良いと思います。

というのが、お客様の立場になって考えた方が良いのです。送料が複雑な場合、面倒になりませんか?
正直、気分の問題なのですが、買う商品によって送料が変わると、実際に商品がどれくらいの費用がかかるのかが分からなくなって、値ごろ感などが把握しづらくなってしまいます。もちろん、配送元から近い地域だけに特化した通販でしたらそれでも良いのですが、全国的に販売したい場合は送料をシンプルにした方がいいです。最大でも都道府県別の送料までにした方がいいです。あと、アップセルを考えると、無料送料設定を付けたほうが良いですね。

ただ、最近はメール便で送れるものと、普通の配送と、クール便などがあり、色々な商材を取り扱う店舗としてはある程度分けないと利益の計算が難しいという現実的な問題もあります。これも、売り手側の視点ではなく、出来るだけ買い手側の視点に立って配送料の価格設定は行う方が顧客の満足度引いては囲い込みが出来るようになりますので、忘れないで下さい。買い手にとって、出来るだけ安くすることが良いのではありません。分かりやすくお得に感じるようにするのがベストです。

Amazonが世界で一番になれた要因の一つには送料設定というのは確実にありますので。ただ、資金力に余裕があるか、無いかによって判断をしないといけないので、単純に真似をするのではなく、頭と一捻り使って、お客様にお得に感じられるように設定して見せるようにしてみて下さい。

ちなみにWooCommerceでは、送料設定を色々と細かく設定が出来ます。現在、よく勧められている送料関連の公式プラグインは以下となります。
WooCommerce Advanced Shipping Packages
すごく細かく設定できますけど、設定が少しややこしいのはこちらです。
Table Rate Shipping
ご参考までに。

送料の価格設定について

送料というものを考える時に忘れてしまうことがあるのは梱包料です。色々と考え方がありますが、私は配送料の中に梱包料(経費として)を含んだほうが良いと思います。ということは、例えば、配送業者の送料が500円、梱包のダンボール等で100円かかる場合は、送料を500円とするよりも、送料は600円にした方が良いです。梱包料を商品代の利益から考えることも出来ますが、結構意外と小さな金額で済まない(売上の5%以上になる)ことがありますので、出来れば送料にある程度は梱包料を含む形で計算しておいたほうが売上が大きくなった時に楽になります。

また、配送業者との送料交渉ですが、昨今の Amazon 騒動を見れば分かるように10年前に比べるとなかなか厳しい状態になっています。実際、10年前だと月間出荷量が200件以上になればある程度送料交渉というのが出来ましたが、現状この位の数字では値引き交渉は厳しいのが現状です。地域によっても違うかと思いますので、配送会社の営業担当に配送料の値引き交渉が出来るのは大体どれくらいの出荷量からですか?とストレートに聞いておく方が良いです。以前、1ヶ月3,000件以上の出荷を運営していた経験からすると、大きな出荷数になると配送料だけでなく他の色々な点で交渉や連携を考えてもらえます。これによって、効率化などから運営及び経営が楽になっていきます。ハードネゴシエーターとして配送会社と争うよりも、ある程度は譲歩しつつ良い条件を引き出したほうが良いです。流通というのは、通販会社の費用(コスト)とサービスの肝となる部分です。しっかりと考えて決めるようにして下さい。売上にも如実に出てきます。
まあ、Amazonのように自前で流通を作れるようになれば話は別ですけど、なかなかそこまでは行かないのが現状です。涙

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