ネットショップを構築する上で決済はどうすればいい?

ネットショップを構築する上で注意をしたいのが、決済方法です。
ネットショップ運営をしたことがなく、ネットショップで購入もしたことがない人は、「支払い方法は一つあれば十分なんじゃないの?銀行振込だけでいいんじゃないの?」と言われる方が稀にいらっしゃいます。
さすがに、ネットショップを利用したことがない人がネットショップを始めようとは思わないと思うのですが、もしあなたがそういう人ならまずは色んな物をネットショップでまずは買ってみてください。ネットショップを構築してビジネスを始めようというのに、お客様心理が全くわからないのは、ちょっとおかしいと思いませんか?まずは自分自身も顧客になって顧客目線で考える必要があります。これは、ネットショップを構築して運営をし始めてからも忘れてはならない事です。

さて、話は戻して支払い方法。業界的には「決済方法」とよく言います。少し調べてもらえばわかりますが、世界的に見ると日本の決済方法はガラパゴス化しています。
国際的にはクレジットカードで支払いが出来れば十分なのですが、日本ではそれだけでは足りず、ちょっと特殊な状態です。とりあえず、日本国内をターゲットにした場合は、色々な決済方法を考えたほうがいいです。

では、何を参考にしたらいいですか?って、そりゃ、統計資料です。
じゃあ、何か統計資料を買わないとと思われるかもしれませんが、実は総務省が毎年調査して無料で公開してくれています。

電子商取引実態調査
※2017年7月現在のリンク先。数年おきにリンク先が変わっているので、注意。

こちらにあります「平成28年度電子商取引に関する市場調査」の中から『平成27年通信利用動向調査(総務省)の図表5-13:インターネットで購入する際の決済方法(複数回答)H27年末』が以下の図表となります。

  • クレジットカード払い(代引時除く):69.2%
  • 代金引換:39.0%
  • コンビニエンスストアでの支払い:36.1%
  • 銀行・郵便局の窓口・ATMでの振込・振替:26.5%
  • ネットバンキング・モバイルバンキングによる振込:9.4%
  • 通信料金・プロバイダ利用料金への上乗せ:8.8%
  • 電子マネーによる支払い:4.1%
  • その他:1.7%

上位5つ以外の決済方法を抜くと85.4%を占める形になります。(重複回答がOKなので、合計して100%にならないので)ちなみに6つ目の「通信料金・プロバイダ利用料金への上乗せ」決済方法はスマートフォンや携帯に関わるサービスでの支払いの比率が高いために、一般的な支払いにおいてはあまり使われていない傾向もありますので、スマートフォンや携帯に特化しない商品やサービスだと上位5つで90%以上は確保できると考えて良いと思います。

ということは、決済方法に関しては、以下のものを優先的に準備したほうが良いと思われます。

クレジット決済:69.2%

言葉通りにクレジット決済です。一部の人から、「クレジットカードを持っていない人では払えないのではないか?」ということをよく聞きますが、今ではコンビニで利用額が制限されたプリペイドのクレジットカードが販売されています。以前のように審査が通らないとクレジットカードが使えないという状態はありません。ですので、クレジットカード決済さえあれば、お客様はどうにかして支払いができる社会にはなっています。ですが、日本ではクレジットカードが否定的な人がある一定いるのが事実です。特に地方にその傾向が強い気がします。私は兵庫県明石市に住んでいるのですが、意外と若い人でもクレジットカードを持っていない人がいます。理由は「なんとなく怖い」という理由です。まあ、ニュースなどで不正利用などの情報が流れているので、それが影響しているのでしょうが、当の本人たちからするとクレジットカードがなくても生活にあまり不便でも無いので、必要ないというのも実際だと思います。ですので、ある程度の都会ならクレジットカード決済の比率は、上記の約70%よりも高いかもしれませんが、地方になるとより低くなる可能性がある事を理解されたほうが良いです。
と言うのは、顧客ターゲットが都会向けか地方向けかによって割合は変わる可能性が非常に高いということです。自社の販売商品のターゲットによって考慮する必要があります。

WooCommerce で使えるクレジット決済会社は多数ありますので、一度まとめて紹介したいと思います。法人でないと契約できない決済会社もありますので、それぞれに確認する必要があります。

ちなみに、WooCommerce は国際的に普及している決済会社と連携しておりますので、以下の2社が標準でサポートしているクレジットカードの決済会社です。
Stripe
PayPal Express
※PayPal Standard は標準でコアの中に含まれています。

日本向けのクレジットカード決済会社では、弊社が以下のプラグインを開発しております。他の決済方法も検討される場合はこちらもご検討頂ければと思います。
無料配布決済プラグイン
ペイジェント決済
ペイデザイン決済
当サイトで販売中のプラグイン(アップデートサポートが有料)
GMO-PG決済
GMOイプシロン決済

代金引換決済:39.0%

これは、地方では根強い人気があります。都会では最近低くなっている傾向があるように思います。というのが、支払い時に家に人がいないといけないので、忙しい人には受取の手間が掛かりますので、先のクレジットカードなどの先払いで対応することが多い傾向があるからです。代引きに関しては、ヤマト運輸や佐川急便、郵政公社など複数の業者がおりますので、その配送業者と契約することで利用が可能になります。
ただ、ダウンロード販売等の場合は必要がありませんので、物品販売の場合に検討する必要があると思います。

ヤマト運輸申込先
佐川急便 e-コレクト説明ページ
郵政公社代金引換説明ページ

コンビニエンスストアでの支払い:36.1%


これは、現在二種類あります。先払いと後払いです。
それぞれによって契約内容が変わります。基本的に後払い決済の方が売上の保証をしてくれる分、手数料が高くなっています。
購入者の視点で立つと、後払いのほうが楽なイメージがあるので、利益率が高いようでしたら後払い決済を検討して良いと思います。
もしくは手数料を取るとかですね。
先払いコンビニ決済は先に案内して弊社が作成している決済プラグインの会社は全て対応しています。後払いの決済も足さないとですね。

銀行・郵便局の窓口・ATMでの振込・振替、ネットバンキング・モバイルバンキングによる振込:26.5%ぐらい

これは、一般的に銀行振込に対応していたら良いと思うので、郵政公社でもいいですし、都銀でも良いですし、ネット銀行でも良いのだと思います。
ただ、ネット銀行の方が手数料が安かったりするので、パターンに分けて払っても良いこ口座を作っておく方がお客様にとっては良いかもしれません。
ですが、運営側からすると入金口座の管理がありますので、絞ったほうが良いかもしれませんので、バランスを見て口座数を考えたら良いかと思います。

ネット銀行だと、ジャパンネット銀行と楽天銀行はやはり人気があるのではないでしょうか。

ということで、その他決済もありますが、まずは上記の4つの決済方法に対応するのが重要だと思います。

あと、現在注目されているダークホース的な決済が以下の2つです。

Amazon Pay 決済

これが意外と利用者が伸びています。特に男性の利用者が多く、導入しただけで売上の30%を占めたという事例もあります。
男性をターゲットにした商品などの場合に導入を検討するのは良いのではないでしょうか?

楽天 ID 決済

こちらは、問い合わせが多く近日中に開発して公開する予定ですが、楽天アカウントで決済が出来る仕組みです。こちらは女性の利用者が多いようで、女性ターゲットの商品を扱っている所には有効な決済方法ではないでしょうか?

ダークホース的な上記2つの決済方法は、クレジットカード情報などを入れなくてもいいということで、Amazon や楽天だけにまとめられるのでユーザー側にとって使いやすいというメリットがあるようです。今後、このようにポータル的な個人情報を管理する所に入金方法を一括で管理できる決済方法が伸びてくるのかもしれません。世界的にはGoogleが決済方法の標準化を進めていたりするので、これもちょっと注目すべき決済方法に将来はなるかもしれません。

とまあ、ネットショップを運営したいという事業所さんや構築を請け負う事業所さんはこれくらいの知識は最低限持っていて欲しいですね。

ではでは、決済方法の全体についてでした。

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