WooCommerce を利用するのに適した EC サイト

先日、WooCommerce の Meetup で質問の際に出た内容なのですが、皆さん気になるところだと思うので、投稿にしてみました。

まず、第一前提に私は多くのECシステムを知っています。特にシステム屋としてではなく、運営する側の視点で色々と見てきました。
今も、運営する側の立場に立って、『WooCommerceを利用するのではなく、BASEやstore.jp、makeshopを使ったほうが良いですよ。』とご提案することがあります。
個人的には、 WooCommerce を利用して貰える人が増えると嬉しいのですが、運営してもらって、「合わないよ」と悪評を立てられるのも困りものなので、最初の段階で別の選択肢をご提案するようにしています。まあ、そうなると私の仕事が無くなるんですけどね。笑 でも、その方が長い目でみて WooCommerce の為になると思っているので、そうしています。
ですので、そういう視点でこの投稿は書いておりますので、参考にして頂ければと思います。もちろん、WooCommerce 押しの部分があるのは仕方ないとご理解頂ければと思います。(ˆˆ;

WooCommerce を EC サイトとして提案したいけど、利用する利点を説明がうまく出来ない。
どういうネットショップに WooCommerce は最適なのか?


先日の勉強会でこういう質問がありました。
そうなんですよ。今日本で使える EC システムって山ほどあるんですよね。有料やオープンソース、 ASP タイプなども含めて。
正直、悩みますよね。

無知なライターさんは WooCommerce は越境 EC 向けの ASP ですと書く始末。爆笑
参考資料(今はASPの部分は修正されています。)
修正される前の一覧表画像(笑)
まあ、 ASP なのは完全なミスなので修正頂けたので良いのですけど、越境 EC だけではないんですけどね。ブツブツ。

さて話を戻して、システムを選ぶには色々な要素があると思うのですが、基本的には以下の5つの点で考えて頂ければ上手く提案(選択)できると思います。

  • 1. 商品をネット上に並べれば売れると確信できる場合(Wooは☓)
  • 2. 社内にセキュリティー意識の高い人や知識のある人がおらず、外注などの運用コストが出せない場合(Wooは☓)
  • 3. 商品のストーリーや売りをコンテンツで説明して売りたい場合(Wooは◎)
  • 4. カートや決済において色々とカスタマイズしたい場合。(Wooは◎)
  • 5. 商品の数とその複雑な場合。(Wooは△)

1. 商品をネット上に並べれば売れると確信できる場合(Wooは☓)

まずは、WooCommerceを提案するのは、止めておいたほうが良いですよという場合から説明します。
単純に「ネット上で商品を販売してみたい。」の場合は、WooCommerceを使うメリットはあまりありません。もちろん、オープンソースなので無料で作れるというメリットがありますが、2.に書きますがセキュリティーの問題や機能追加を拡張プラグインでやらないといけないことなど意外と手間が掛かり安いASPのカートを使ったほうが良いということが結構あります。
特に他でも売っている商品だったり、商品に対するコンテンツが無いものは、商品一覧を見せるだけとなりますので、極端に言うとどんなシステムでも良いんじゃないかという感じです。そうなるとASPの方が良いと思います。

2. 社内にセキュリティー意識の高い人や知識のある人がおらず、外注などの運用コストが出せない場合(Wooは☓)

そして、サーバーの保守などの運営コストを出したくないという人は是非とも ASP を使ってください。絶対にそっちのほうが安全です。
ECサイトは通常のコンテンツサイトと違って個人情報をサーバーが所有します。ですので、セキュリティー対策をしっかりしておかないと、万が一個人情報が漏れるようなことがあれば、信頼は失墜してサイトだけでなく会社自体が無くなってしまうことがあります。過去にそうなった企業が複数実在します。
ですので、サーバー代やバックアップ、ステージングサイトの運営のコストを考えられないようでしたら、ASPを利用されたほうが良いです。
逆に WooCommerce を使わないで欲しいと言いたいくらいです。何故かと言うと、セキュリティーが漏れた場合に記事に WooCommerce を利用されたサイトで情報漏えい等と書かれるからです。以前に一件ありました。調べてみたら保守及びクレジットカード情報の保持の仕方に問題が多数あったのです。ちゃんと保守してアップデートなどをしていれば、漏洩しなかったのですが、それを記事ではなかなか分からない。そして、WooCommerceの悪評になってしまうので。(T_T)
個人的には、外部委託する場合はサーバー保守などアップデート対応などを考えると月額1万円程度〜のコストは最低限考えていた方が良いと思います。

3. 商品のストーリーや売りをコンテンツで説明して売りたい場合(Wooは◎)

ここからは、 WooCommerce を使ったほうが良いのではという話です。 WooCommerce は WordPress のプラグインです。多くの方がご存知かと思いますが、
WordPress は CMS の筆頭格です。コンテンツに強みを持つシステムなんですね。ということは、コンテンツを豊富に作り、その中でECをやりたいという場合には非常に最適です。
実際、今からネットショップを始めたいとなると、既存店舗との競争がありますので、 SEO 対策や SNS マーケティングなどが必要になると思います。その場合、必然的にコンテンツの充実というのは避けて通れない内容です。
それじゃあ、EC サイトに WordPress を入れれば、変わりないじゃんという方もいらっしゃるかと思いますが、 WooCommerce は WordPress と一体化しているので、コンテンツと商品ページの連携が非常にスムーズにできます。これは、しっかりと時間を取って書きたいと思いますが、ショートコードを利用することによって、単純な投稿ページをランディングページに作ることが出来ます。投稿ページから商品ページを経由せずにカートに入れることなどはお手の物です。もちろん、バリエーションがあっても問題ないです。
いわゆる、ユーザーが欲しいと思った時にすぐにカートに入れることが出来るのです。これは、中々なメリットです。
また、管理画面も一緒ですので、管理もし易いかと思います。販売とコンテンツの2つの管理画面の内容を覚える必要もありませんから。
コンテンツ重視してネットショップを作りたい方にはWooCommerceは最適です。

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上記はショートコードで表示されています。

4. カートや決済において色々とカスタマイズしたい場合。(Wooは◎)

カスタマイズの容易さは開発者の立場からすると非常に高いと思います。もちろん、フルスクラッチの EC に比べたら自由度は低いですが、すでに数多くあるプラグインを利用してサイトを作ろうとすれば、手間もあまりかけずにかなりのカスタマイズされた EC サイトを作ることが出来ます。
WordPress 同様に WooCommerce もアクションフックやフィルターフックが多数あるので、色々なカスタマイズが比較的容易です。もちろん、開発の技術力がないと駄目ですが。技術と中身の知識があれば、極論なんでも出来ると言ってもいいぐらいです。その理由としても、マーケットプレイスはプラグイン一つで出来ます。 Amazon みたいなサイトが比較的簡単に出来るというのは中々にスゴイと思います。
ただ、今日本ではその技術力のある人が少ないという別の問題点もありますが。。。
まあ、拡張プラグインを入れるだけでも結構色々出来ます。

5. 商品の数とその複雑な場合。(Wooは△)

商品がちょっと複雑な場合でも4.と同様でかなりのカスタマイズが出来ます。ただ、商品数が10万とかそういうふうになってくると流石にデータベースの負荷がかなり掛かってきますので、そうとうな強固なサーバーを利用しないといけなくなります。商品数が莫大に多い場合は、現時点では Magento さんにはかなわないという感じです。ただ、3万商品ぐらいでしたら特に問題なく動いています。
また、コンテンツの会員限定販売とか、予約販売などは拡張プラグインで簡単に対応が出来るのも WooCommerce の強みの一つかと。もちろん、ダウンロード販売も。チケット販売も出来ますしね。この辺りの出来ることも一つ一つ記事で書いていこうと思います。

まあ、結論からすると、 WordPress でネットショップをやりたいと言う前に、どのような形でECをやりたいと考えているかをしっかりと練って、それからツールを選ぶことによって、間違いなく運営も上手く出来るかと思います。流行りやシェアを気にされる方もいらっしゃいますが、適したツールを使うのが一番です。もし、 WooCommerce が合いそうかな?と思われたら Meetup などにご参加いただきましてご相談頂ければと思います。もちろん、サイト構築の見積もり相談の中でご相談頂いても構いませんので。と最後に少しだけ営業を入れて、この記事を終わらせて頂きます。

Tokyo WooCommerce Meetup
Kansai WooCommerce Meetup

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