WooCommerce 勉強会開催について

以前より、WooCommerce の勉強会を開催して欲しいというような要望があったのですが、メンター的に指導できる人材やタイミングなどがあり、開催することが出来ませんでした。

3月のWooCommerce Meetupの際にセッションに登壇頂いた今村さんからの話もお聞きして、まずは開催してみようということになり、5月11日火曜日に開催することになりました。お申し込みを希望する方は以下のURLから内容を確認の上、お申し込みください。

WooCommerce 勉強会開催について

先に書きましたが、勉強会の開催の要望はあったのですが、今まで開催できませんでした。今後のためにもその理由や今後の方向性への考えを書いておきたいと思います。

どんな勉強会が良いのだろうか

WooCommerce Meetup は既に開催されていて、より詳しい個別の勉強会を開催したほうが良いのかと思っていたのですが、手間がとても掛かるのです。

また、教える立場になる人を集めることも大変です。そのため、無料で開催するのは難しいと個人的に思っていました。なぜなら、WordPress のみならず、EC の知識を持つような人でコントリビューターというかボランティア的に開催するのは何か違っているような気がしたのです。特に仕事でECの経験があるような人でないと正直教えることは難しい内容になります。

有償の勉強会が良いのではないか

WooCommerce Meetup は公式ということもありますが、無償の勉強会はすでにあり、そのときには個別の質問等にも答えるようにしていますが、それ以上に個別に知りたいと思う人も居ます。EC を生業にしている人はそれを教えるのは仕事に当たる内容だと思う部分があるのです。

これは、個人的な意見として読んで頂ければと思うのですが、オープンソースのコミュニティーとしてコントリビュートする部分と仕事の部分というのは、切り分けるべきだと思うのです。あくまで、コントリビュートを仕事につなげる部分もありますが、ある程度線を引くべきだと思います。

ギバー(与える人)とテイカー(奪う人)という言葉があるのですが、個人的には幸せなギバーが増えた方が業界的には良いと思っているのです。コントリビュートに重きを置くと下の図の仕事の成果の上がらないギバーになってしまうのではないかと危惧している部分があります。

与える人と奪う人 山口 達也さんのイラストより

そのため、有償の勉強会の方が EC 業界もオープンソース業界(コミュニティー)に関わる人にとっても、良いのではないかと思っているのです。(あくまで田中の個人的な意見です。)

コントリビューターが幸せになる業界

ちょっと、大きめの話を書きますが、個人的な活動の目標として「コントリビューターが幸せになる業界」を作っていけたらと思っています。もちろん、コントリビューターが儲かるという形もその一部にあるのですが、ビジネスにおいてお金儲けも大事な要素ですが、社会を変えるというのも大事な要素だと個人的に思っています。そのため、オープンソースのコミュニティーに関わることはとても大事なことだと思って、私は活動をしていますが、それだけでは今の社会ではコントリビューターは幸せにはなれないともおもっていて、バランス良く活動とビジネスが出来るのを模索しています。何が正しいのかはまだまだ分からない状態です。

その中で、今回の勉強会を開催しようと思っていることをご理解頂ければと思います。そのため、有償開催の方向性で調整していきます。

もちろん、今後も継続して WooCommerce Meetup は開催していきますし、その中でこの有償の勉強会を告知する気はありません。それは、別に分けて考えるべきものだと思うからです。

この活動に対してご理解を頂きたいのも事実なのですが、ご意見を頂きたいのも個人的な希望です。より良い形を考えたいと思っているので、ご意見も頂ければと思いますので、機会(オンライン・オフライン含めてお会いする機会)があればご意見頂ければと思います。

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