商品連携は簡単。しかも、Square からでも、WooCommerce側からでも連携可能
WooCommerce の商品と Square の商品の同期に関しては、とても簡単に同期が出来て非常に便利です。
すでにSquareを利用されている場合は、そのデータをWooCommerce側に同期することも出来ますし、WooCommerceのサイトで作った商品データをSquare側に同期させることも、データさえ仕様に沿って作ってあれば、クリック一つで出来ます。
ですが、全てのデータが同期するわけではありません。 WooCommerce の設定の一部が同期する形となります。もともとの商品で設定項目が WooCommerce の方が多いためにそのようになってしまいます。
そのような点を理解した上で、色々と商品のデータを更新する場合などを事前に考えておく必要があります。
商品の紐付けは 「SKU」 と 「商品番号」
まず、いちばん大事なのはそれぞれの商品が何で紐付けられるかです。WooCommerceで設定する 「SKU」 と Square で設定する「商品番号」 がリンクする形となります。ですので、商品名ではなく、まずは WooCommerce の立場からでは SKU を登録しないといけません。また、Square の側からすると「商品番号」を登録しておかないと同期はしてくれません。
少し話をややこしくしてしまうのですが、両方共商品登録の際に必須項目ではないのです。ですので、連携するためには、それぞれ「SKU」か「商品番号」を登録しなければいけません。
同期するデータは一部分
同期するデータは以下のような関係になります。
WooCommerce の商品設定項目数 > Square の商品設定項目数
ちなみに以下が Square の商品詳細画面です。
WooCommerce | = | Square |
---|---|---|
商品名(タイトル) | = | 名前 |
カテゴリー(タクソノミー) | = | カテゴリ |
商品の本文 | = | 商品の説明 |
属性の名称 | = | バリエーション |
SKU | = | 商品番号 |
標準価格(セール価格がある場合はセール価格) | = | 販売価格 |
商品画像 | = | 画像 |
WooCommerce と Square とでの商品情報での違い
WooCommerce と Square とでの商品情報での違いというか気をつけないといけない部分は以下となります。
商品の説明は WooCommerce の商品の本文
これは、WooCommerce ユーザーならわかるかと思うのですが、通常WooCommerce の方でお客様にまず見せたい内容は「本文」ではなく「商品の簡単な説明」の方に入れます。というのが、そちらの方が通常上に表示されるからです。まあ、正直に言って、Squareの方で商品情報はあまり使わないでしょうから、WooCommerceの使い勝手のいいように準備して対応すればいいかと思います。
一番上の親カテゴリー(WooCommerce)がカテゴリ(Square)
Square のカテゴリの方には、親カテゴリーや子カテゴリーという仕組みがありません。ですので、こうなっちゃいます。これも、さきと一緒であまりSquareでは使わないでしょうから、WooCommerceに準拠する形で組み込んだら良いと思います。
実店舗をお持ちですでに Square に商品登録をされている方は簡単に独自ECサイトが作れる!
これは、なかなかな利点だと思います。この商品連携機能によって、初期の商品登録が非常に便利です。しかも、在庫管理をSquareと同期するようにすれば、ECサイト用の在庫と店舗の在庫とを連携できるので、在庫の管理方法でそこまで心配しなくて済むようになります。
是非とも、小売店舗様でSquareを使いながら、ECサイトを使って、日本全国、もしくは世界にあなたの商品やサービスを販売してみませんか?