WooCommerceでは、ECに関連する設定を複数しないといけません。初心者には設定が煩雑なものになってしまいます。
ですが、WooCommerce 2.4のバージョンから初心者向けウィザード機能が実装されました。このウィザードを利用すれば、簡単に支払設定までスムーズに完了できます。
プラグインの有効化時に
プラグインを有効化するとすぐに、初心者向けウィザードが立ち上がります。もちろん、ウィザードを使いたくなければ、手動で設定する方法を選ぶことも出来ます。
固定ページ設定
ウィザードの最初は必要な固定ページを作成します。ショップページやカートページなどのECシステムには不可欠な固定ページを自動で追加できます。「次へ」のボタンを押すだけです。
店舗地域設定
次に店舗の地域情報を設定します。WooCommerceは世界で使われているECシステムですので、国単位で設定をします。また、日本は都道府県まで分類されていますので、店舗もしくは会社のある都道府県を選んで頂ければ通貨、大きさの単位や重さの単位を自動で設定してくれます。問題なければ「次へ」をクリックすれば次の設定に行きます。
配送方法と税金設定
配送方法及び送料と税金（消費税）の設定を行います。送料の設定が必要な物理的な物を販売する場合などはチェックを入れて送料設定をします。送料は注文ごとおよび商品ごとにも設定できます。また、国際発送の送料設定も行えます。詳細な送料設定が必要な場合は別途プラグインなどを導入することで重さや大きさによる送料設定などが可能です。例：Table Rate Shipping
また、消費税の設定を行えます。地域設定を先にしているので、その対応する国々の基本の消費税設定となります。内税及び外税などの設定もここで行えます。
支払い方法の設定
最後に支払い方法の設定を行います。標準でPayPalが使えますので、PayPal決済を利用することを考えている方はここでPayPalのアカウントメールアドレスを入力すればすぐに使えます。日本の銀行口座の設定などをする場合は日本対応するプラグインや、日本のクレジット決済会社のプラグインを利用されたら可能です。
例：WooCommerce日本語対応プラグイン、ペイジェント決済プラグイン
出店準備完了
これで出店の準備は一通り完了です。後は商品登録を行えば、商品の販売を開始できます。
また、ドキュメントが英語ですが、細かな説明等もありますので、そちらをご覧になって勉強されても良いかと思います。
※このページは以下のWooThemes様のページを元に日本語対応で作成したページとなります。
WooCommerce Onboarding Wizard